仕事終わりの筋トレは危険?!潜むリバウンドリスクとは。
こんにちは!
CRAFT.GYM&CAFÉのGYM責任者兼パーソナルトレーナーの新江田宏樹です
こちらの記事は一般の方向けとなっております。
トレーニング中・上級者、同業者の方向けの内容では御座いませんので、予めご了承ください🙋
仕事終わりはどういった状態?
皆さんはいつもトレーニングや運動をどのタイミングで行っていますか?
生活スタイルや仕事環境によって様々だとは思いますが、
平日夜、つまり仕事終わりにジムに行かれる方が多いのではないでしょうか。
その際、仕事終わりにそのままジムに行くとなりますと、
お腹を空かせた状態でトレーニングをすることになるのではないでしょうか。
空腹状態で運動するのは返って逆効果になる…。
トレーニング情報に興味がある方であれば、聞いたことはありませんか?
これは良いとも悪いとも言い切れませんが、
空腹状態で運動をすることでリバウンドのリスクを高める危険性は考えられます。
担当のパーソナルトレーナーから『運動前はトレーニング2~3時間前におにぎり1個とプロテインかサラダチキンを食べて来てくださいね!』、『血糖値を安定させる為にも空腹時間をなるべく作らない様にしましょう』
…とは言っても、仕事中にそんなガッツリ間食を挟んだり、小まめに間食を摂ることって難しいですよね😂
そもそも現実的に厳しい…。
分かっていても何も食べず、空腹に近い状態で運動をしている方多いと思います。
なかなか多忙を極める日本人は難しいですよね。
今回は空腹状態で運動をすることが、
どのようなメリット・デメリットが考えられるかを簡単に御紹介していきます。
忙しい仕事の毎日でも、運動を継続して頑張る皆さんにとって有益な情報になれば幸いです 😀
また生活習慣を今後変えていくとなれば、
周りの情報や担当のパーソナルトレーナーに頼りっきりでは難しい。
是非知識を自ら身に付け、正しい生活習慣を送るようにしましょう💡
リバウンドリスクを高める原因とは…?!
先程、簡単にお話で出てきましたが、
空腹状態で運動を行うことで、何故リバウンドリスクを高めるのか?
では、例を挙げ、簡単に解説していきましょう。
12~15回、2~3セット行うようなウエイトトレーニング方法で考え、
空腹状態、尚且つダイエット中で糖質を制限している場合だと、
運動中に主なエネルギー源である『糖』が不足する可能性が御座います。
この場合、不足した糖を他の栄養素で作り出そうとする『糖新生』というものが、身体の中で起こります。
便利ですよね💡車はガソリンが無くなれば、その動きを停止してしまうのに、
人間はガソリンのようなエネルギー源が切れたら、他栄養素で補い、エネルギーを作り出すことが出来るのですから 🙄
しかし、この代わりのエネルギー源を作り出すには支払いが必要です。
それが脂質とタンパク質(アミノ酸)になります。
体内に貯蔵している、脂質とタンパク質(アミノ酸)を支払い、
糖の代わりにエネルギー源を作り出していくのです。
『待って待って!脂質はいいけど、タンパク質はダメ!』
ダイエット情報に敏感な方はピンとくる筈💡
タンパク質はあまりエネルギー源として消費したくないですよね?
タンパク質は筋肉や酵素などの材料となり、身体作りにとっても必要な栄養素。
筋肉量減少などの引き金となり、基礎代謝低下を招く可能性も御座います。
脂質も大事ですが、どちらかと言えば、ダイエット中の場合、脂質を支払いたいですよね。
ただ人間の身体はそうも都合のいい様にはならないものです。
つまり空腹状態でウエイトトレーニングをすることは、
糖不足に陥り、代わりに脂質やタンパク質を利用する為、脂肪は落ちる可能性もあるが、
タンパク質の分解も同時に考えられ、筋肉量減少を招く可能性もあるということ。
せっかくリバウンド防止の為に筋肉を付け、基礎代謝向上を目的としているのにも関わらず、
その努力が逆効果になっているかもしれない、という事です。
運動前に栄養補給が出来ないのであれば、
せめて運動1時間前にホエイプロテインを摂取するか、
それも難しい場合は、運動中にBCAAというアミノ酸を摂取する様にしてみましょう。
BCAAは過去記事で簡単に触れています。
参考記事↓↓
空腹時はメリットもある!
先程、空腹状態での運動は糖新生が起こるということで、
エネルギー源である糖が不足した場合に、脂質とタンパク質(アミノ酸)を支払い、
エネルギー源を作り出していくとお話しましたね 🙂
タンパク質を支払い、エネルギー源として使われてしまうデメリットのお話でしたが、
当然エネルギー源として脂質も使われる訳です。
これはダイエットをしている方からすれば、メリットになる訳ですね 😀
空腹時での運動は脂質の分解、つまり脂肪燃焼の効果としても期待は出来るのです。
ダイエット中は朝ランが良いですよ~と言われる理由は、一つここにある訳ですね 😎
ただし極力タンパク質の支払いを節約する為にも、
先程と同様の対策として、空腹時での運動を行う場合はアミノ酸やプロテインの補給をしてからの方がオススメ!
例外としてローファット、要は低脂質ダイエット方法をされている方は、
先程お話した内容はあまり期待出来ないと考えられます。
脂質を減らすという事は、炭水化物の量は摂取していることが多いので、
単純に糖新生が起こる可能性が低いという事。
この辺りはダイエットの方法や食事の摂り方によって違いが御座いますので、
もし担当のパーソナルトレーナーの方がおられる場合は一度相談しておきましょう。
最も注意しておきたいこと
空腹時、もしくはそれに近い状態でトレーニングを行う際、
注意しておきたいことが、『低血糖』。
これは過去の記事でお話したインスリンショック状態でも起こることで、
私も前職でのジムでは珍しくないケースでした。
低血糖状態は簡単にお伝え致しますと、
めまい立ち眩み、集中力散漫状態に陥ってしまうことです。
トレーニング開始直後にも起こる場合も御座いますので、
これも先程と同様、パーソナルトレーナーに見てもらっている方は
体調具合を含めて、食事の状況を必ずトレーナー側に伝える様にしましょうね 🙂
空腹時での運動はダイエット中の方にとってメリット、デメリット両方考えれらますが、
無理はせず、必ず体調優先でトレーニングをするように、お願いしますね 🙂
では、今回はここまでです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます☺
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投稿者プロフィール
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CRAFT.GYM&CAFE GYM責任者兼パーソナルトレーナー
ピラティス、ウエイトトレーニング、ダイエットなど様々な方面から¨見た目が変わるボディメイク方法¨をご指導してます。
PHIピラティスインストラクターMatⅠ/Ⅱ
PHIピラティスインストラクターReformerⅠ
NSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会)
NASM-PES(アメリカスポーツ医学協会)
2016年/2018年 大阪市ボディビルオープン168㎝以下級 3位
2021年 兵庫県クラシックフィジーク168㎝以下級 3位
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